FXチャートとトレンドライン その9


複数のトレンドラインを引くことで相場のトレンドや今後を分析する手法について前回まで解説してきました。

ここまでは複数のトレンドラインが平行に並ぶ、つまり一定のトレンドが発生していることが前提でした。

しかし、相場は常に同じではありません。

高値同士、そして安値同士に線を引いてみたら並行にはならず、交差するような線になることも多々あります。

こういう時は、どのように考えれば良いのでしょうか。

高値同士、安値同士を結んだ線が右のほうで交差した場合を考えてみましょう。

それぞれトレンドラインという名前で線を引いたものの、2本の線が異なる角度になっているということは、そこにはトレンドがないことがまず分かります。

トレンドが発生していれば、必ず2本の線が平行またはそれに近い角度で並ぶはずだからです。

トレンドがないということは、現在その相場は持ち合いなど動意を失っている状態であることになります。

動意がないということは、つまり今後上昇か下落か、どちらかのトレンドを発生させる前夜であることも同時に意味します。

これをいち早く察知できれば大相場を取ることもできますが、これはそう簡単ではありません。

他のテクニカルチャートなども使って色々な角度から分析する必要が出てくるでしょう。

しかし、トレンドラインだけでもその持ち合いがいつ終わるのか、動意を持ち始めるのはいつなのかが分かります。それを次回に解説しましょう。

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